喜多方テロワール EPISODE Ⅱ(夢の香)
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商品コード: 171120
12/5 発売しました!
――「喜多方らしさ」を追求する酒
■喜多方テロワールとは?
テロワール(terroir)とはもともとワインの原料である葡萄に対して使われていた言葉です。品種だけではなく気候や土壌、風土などの生育環境にも焦点を当て、土地の個性を生かした味わいを押し出す言葉として、コーヒーやお茶、農作物、肉など広く使われる様になりました。
会津盆地の北端に位置する喜多方市は、北西に飯豊山・東に磐梯山がそびえたつ自然豊かな土地。冬の厳しい寒さも酒造りをはじめとした醸造業にとても適しています。
そして、私たちの生活や酒造りの源として欠かせない「水」。その「水」を生み出すのが標高2,000mを超える霊峰「飯豊山」です。
約100年かけて地層へ染み渡った雪解け水は、ミネラルバランスが良く口当たりがとても柔らかな超軟水となり、私たちの暮らしを支え続けています。
また、新潟県に近い喜多方市は「日本海側気候」に属しており、盆地特有の「内陸性気候」の特徴も有しています。年平均気温は11℃前後で、年間降水量は1,200mm程度。夏は厳しい暑さが続く日もありますが、昼夜の寒暖差が大きく、稲の育成に大変適しています。
一方、冬は寒冷で平均1~2メートル、多いところでは3メートルに及ぶ大量の積雪に見舞われるところもある豪雪地帯となっています。この雪が稲わらの醗酵分解を遅らせ、春先から7月にかけて程よい肥料となって稲に吸収されます。喜多方特有の柔らかく甘みのあるお米が収穫できる要因のひとつです。
喜多方テロワールは、そんな喜多方の「地形」「気候」「水」「土壌」「米」を最大限に活かし、この土地でしか造れない「喜多方らしさ」を追求し、表現した日本酒です。
■喜多方産夢の香
酒米「夢の香」は福島県が初めて開発し、2000年に本格的な栽培が始まりました。福島県で長年酒米として作付されてきた「五百万石」と比較すると、病気にかかりにくい・倒れにくい・寒さに強い・品質が良いといった特徴を持っています。
しかし、その栽培はデリケートで難しく、特に登熟期後半の扱いにとても神経を使います。
喜多方で「夢の香」が栽培されるようになったのは2015年頃から。福島県が開発した初の酒米への需要が年々高まってきたため、栽培が始まりました。
現在では、福島県で最も栽培されている酒米品種となっており、近年では「夢の香」で大吟醸や純米大吟醸を造る蔵も増えています。
ほまれ酒造が使用している「喜多方産夢の香」の圃場は標高320mほど。少しでも標高の高い場所を選んで栽培しており、喜多方市が「蔵のまち」として有名になった「杉山集落」に近い場所でもあります。
圃場は市内より約100mほど標高が高く、山と山の間を気持ちよく風が通り過ぎます。この風が、稲たちにとっては好条件。より品質の良い「夢の香」の栽培に欠かせないものです。
→圃場の場所を確認する
■味わい
福島県が開発した酵母「うつくしま夢酵母」で仕込んだEPISODEⅡは、ほのかに香るバナナの様な上立ち香。辛口ながらも優しい口当たりと精米歩合70%を感じさせない品のある後味です。
すっきりと口内をリセットする様な爽やかさをお楽しみください。
※お届け後は冷蔵保存をお願いいたします。
こちらの商品は品質保持の為、4月~10月の間はクール便のみでお届けいたします。
(送料にクール便代330円(税込)が自動的に付加されます。
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2022/01/09 くらうち ひろし。さん ★★★★★
相性のいいお酒。これ程、自分に合ったお酒に始めて出合いました。呑んでゆくうちにだんだん旨いと感じるのは、沢山ありますが、これは、はじめから旨い。
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商品スペック
(純米無濾過生原酒)